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頭が痛くて頭痛薬を飲んだのに全然効かない…
どうしてだろ。
一度はそんな経験をしたことがある人は、多いのではないでしょうか。
頭痛が酷くなると、めまいや吐き気といった他の症状も引き起こすので早めの対処が効果的です。
天候によっても酷くなりやすい頭痛。
今回は、頭痛薬が効かない理由と頭痛薬を飲むタイミング、それからおすすめの頭痛薬を紹介します!
・頭痛薬の効果的な飲むタイミングがわかる
・おすすめの頭痛薬がわかる
頭痛薬が効かない?効果的な飲むタイミングとは?
痛みが強くなってきてから飲んでも効果は薄い
頭痛薬に限らず、鎮痛剤は痛みがピークに達する前に飲んだ方が効きやすいと言われています。
その理由とは、痛みの原因となる物質(プロスタグランジン)の生成を抑えるのが鎮痛剤の役割。
その為、痛みを我慢した状態はこのプロスタグランジンが大量に生成されているので、効果は現れにくくなります。
早めに飲むと効果が出やすい
なので頭痛薬を飲むタイミングとしては、痛みが強く出る前に早めに飲むことです。
生理痛などもそろそろ来そうなタイミングで飲むと、痛みを和らげてくれます。
頭痛薬は飲みすぎると効かなくなる?
薬局で売られている頭痛薬は、決められた用法・容量を守っていれば、使い続けて効かなくなるということは科学的に無いと確認されています。
それでも、「頭痛薬を飲んでみ効かない!」という場合は、『薬物乱用頭痛』になっているかもしれません。
『薬物乱用頭痛』とは、頭痛薬を月に10日以上飲み続けることによって頭痛の症状が悪化したり、痛みが慢性化したりすることを言います。
頭痛薬を常に飲み続けると脳が痛みに敏感になり、ちょっとした刺激でも痛みを感じるようになります。
そのため、頭痛が起こる回数が増えたり、痛みが悪化してしまい、また頭痛薬を飲んでしまうという悪循環に繋がります。
『薬物乱用頭痛』の一番の治療法は、頭痛の原因となっている頭痛薬の服用を中止する事です。
「すぐに中止する方法」と「徐々に頭痛薬を減らしていく方法」があります。
これは、その人の症状により、医師が判断します。
すぐに中止してしまうと、逆に激しい頭痛が起こるので、薬物乱用頭痛の原因にならない薬物に変えたり、予防薬を飲むという方法があります。
症状が辛い場合は、脳神経外科を受診してください。
頭痛に効く成分とは
頭痛に効く成分とは
頭痛に効く成分を調べてみました。
ロキソプロフェン
イブプロフェン
アセトアミノフェン
アスピリン
ロキソプロフェン
「ロキソニン」として知られるロキソプロフェンは、胃に負担が少ないとされていますが、繰り返し服用すると胃の障害が起きてしまうことがあるので注意が必要です。
「第一類医薬品」に分類されているため、薬局やドラッグストアで購入したい場合は、薬剤師がいるところでなければ購入できません。
イブプロフェン
昔からある珍数成分のイブプロフェンは鎮痛剤だけではなく、風邪の症状(のども痛みや熱)に処方される総合感冒薬へも含まれています。
鎮痛だけではなく、風邪などの症状にも有効という事ですね。
イブプロフェンを含む薬は薬剤師がいなくても購入できます。
アセトアミノフェン
アセトアミノフェンは「解熱」と「鎮痛」の作用がある昔ながらの解熱鎮痛剤です。
胃や腸への負担が少なく、また安全性が高いので子供や、妊娠・授乳時、高齢者にも使える薬です。
よく耳にする「カロナール」との違いは、「カロナール」は商品名、「アセトアミノフェン」は成分の名称です。
※妊娠中や授乳時は自己判断で薬を服用せず、医師に相談してからにしましょう。
アスピリン
アスピリンも昔から解熱鎮痛薬として使われています。
「解熱」「鎮痛」のほかに、「抗炎症」作用もあります。
アスピリンの特徴として、「抗血栓薬」(血をサラサラにする)としても処方されます。
デメリットは、胃や腸を荒らすので「腹痛」では使用できない事です。
子供にも年齢制限があります。
妊娠時期に、服用できない期間があるので注意が必要です。
こんな頭痛には注意!
頭痛には、慢性的な頭痛と「危険」な頭痛があります。
こんな症状のある頭痛には注意!
・人生で最大の痛みの頭痛
くも膜下出血の可能性(脳の血管が破裂して起こる症状)
・ろれつが回らない、口から水がこぼれる
脳梗塞の可能性(本人が自覚していないケースが多い)
・どんどん痛みが増して嘔吐などの症状がある頭痛
脳腫瘍の可能性(腫瘍がどんどん大きくなり、脳を圧迫するために起こる症状)
片頭痛との違い
片頭痛持ちの人との違いは、片頭痛はしばらくすると痛みが消える、危険な頭痛はどんどん痛みが悪化していくという点です。
まとめ
日本人の3人に1人と言われるくらい頭痛に悩んでいる人が多いです。
頭痛と言っても心配のない頭痛から、命に係わる頭痛まで様々あります。
お守り代わりに自分に合った頭痛薬を常備しておくのもおすすめです。
一番は「たかが頭痛」と思わず、いつもと違うな?と少しでも感じたら医療機関を受診することが大切です。
頭痛の痛みに上手に付き合って、過ごしていきましょう!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。