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こんにちは、ぴた(@pita_life)です!整形外科病棟の現役看護助手をしています。
今回は、看護助手が介護の資格を取ると役に立つのか、実際に私の経験を踏まえてお伝えしていきたいと思います。
看護助手(看護補助者)をしている方、これから目指す方、介護系の資格を持っていますか?
看護助手は病院で働くので、介護系の資格を取って役に立つのか、そう思う方もいると思います。
実際、私は看護助手経験7年目で介護福祉士の資格を取りました。
この資格が看護助手として役立つ資格なのか、お伝えします。
結論的には半分役立つ、半分役立たない、と私は思っています。
その理由をお話します!
- 介護の資格は看護助手(看護補助者)にとって役立つ事が多いが、それだけでは補えない知識もある
- 介護の資格を取って損は無い
介護の資格を取るデメリット
看護助手は資格が無くても働けます。
なので、その時点で資格は必要ないとも言えます。
その他にも介護の資格を取るデメリットについて紹介します。
・そもそも取得のための費用がかかる
・スクールに通わなければならない
・医療現場で働くことが中心なので、介護の資格だけだと、補えない分野もある
・資格を取得してもたいして給料は上がらない
取得に費用がかかる
そもそも資格を取得するのにお金がかかります。
看護助手は資格が無くても働ける現場が多いので、無理して取る必要もないのかな、と個人的には思っています。
しかし、教育訓練給付金制度を利用したり、会社からの補助があるのなら、それを有効活用して資格を取得すれば、自分の持ち出しも少なくて済みます。
スクールに通わなければならない
介護の仕事の多くは対人なので実践的なものが多く、スクールに通って実践的なことを多く学ぶ必要があります。
通信のみの講座もなくはないですが、基礎的なことが多く、実践的な事も学べないため、あまりおすすはしません。
スクールに通うとなると、小さい子供がいる家庭では、中々通いづらいというデメリットがありますね。
介護の資格だけだと、補えない分野もある
看護助手は医療現場で働くことが多いです。
介護の資格は医療系に特化してるわけではないので、資格を取っても補えない分野が出てきます。
しかし、医療系の分野は働いているうちに身につくことも沢山あります。
資格を取得してもたいして給料は上がらない
2022年(令和4年)から介護職員の給料を月額9,000円アップさせる制度が創設されました。
しかし、看護助手はこの制度の対象外とされました。
介護職と同じような仕事をすることが多い看護助手。
元々基本給が高くない割に3K(きつい・汚い・危険)も付き纏います。
資格手当を出してくれる職場もありますが、良くて数千円が多いです。
資格を取って手当てがついた所で、受験費用の元を取るのにかなりの時間を費やすことになります。
メリットも沢山ある!
もちろん介護の資格を取る事ことのメリットも沢山あります!
・基礎的な知識とスキルが身につく
・働ける場所が増える
・給料アップにつながる
・キャリアアップにつながる
・転職に有利
基礎的な知識とスキルが身につく
基礎的な知識が無いと、その現場独自のやり方しかわからず、それが正しいのかどうかさえ判断できなくなります。
現場で長く働いている職員は、古い知識のまま仕事をしていることも良よくあります。
スクールの先生に直接指導してもらったり、教材を使って基礎知識を身につけたほうが、最新の知識が身につきます。
働ける場所が増える
介護の資格を取れば、働ける場所が大幅に増えます。
場所によっては介護福祉士のみを募集している所もあるので、資格を取っておけば、看護助手から介護施設などに転職したい場合に選べる選択肢が増えます。
給料アップにつながる
デメリットのところでは、「たいして給料は上がらない」と言いましたが、資格手当がある所では、たとえ少なくても月給が上がります。
たかが数千円かもしれませんが、将来何十年も働くことを考えると、ちりつもです!
キャリアアップにつながる
看護助手の中でも、「リーダー」と呼ばれる役職があります。
意味はそのままですが、看護助手のリーダーということで、勤続年数が長い人や資格保有者をリーダーにする現場は沢山あります。
看護助手の「リーダー」になることで、リーダー手当が支給されて給料が上がることもあります。
介護福祉士を取得後、ケアマネージャーの道に進みたい場合は実務経験も必要になるので早めに資格を取ったほうが受験しやすくなります。
転職に有利
介護の仕事は、看護助手と内容が重なる所が多いので、資格を取っておくと、転職時に好印象になります。
看護助手が取得しやすい介護系の資格
介護系の主な資格
介護系の主な資格には、3つあります。
介護福祉士
介護福祉士実務者研修
介護職員初任者研修
他にも、認定介護福祉士・医療介護福祉士・ケアマネージャー・福祉用具専門相談員・介護事務・サービス提供責任者・社会福祉士・精神保健福祉士などがあります。
看護助手向けの資格として、看護助手認定実務者試験・メディカルケアワーカーがあります。
詳しい内容は、別の記事で紹介しているので、ぜひご覧ください!
介護職員初任者研修は、介護の基礎知識・スキルが学べる資格です。
最短1か月で取得できるので、人気の資格になっています。
介護福祉士実務者研修は、介護職員初任者研修の上の資格です。
この資格を取る事により、サービス提供責任者として働くことが出来るようになります。
介護福祉士は、介護資格の唯一の国家資格です。
介護福祉士になるには3つのルートがあり、自分の現状に合わせて取得できます。
看護助手が取得しやすい資格は?
看護助手が取得しやすい資格は、やはり基礎知識とスキルが学べる介護職員初任者研修です。
最短で1か月で取得でき、費用も数万円なので、看護助手として働きながら取りやすい資格と言えます。
看護助手として3年間働いている場合(条件有り)は、実務者研修も受けることができるので、チャレンジしてみるのもおすすめです!
それから、メディカルケアワーカーと、看護助手認定実務者試験もおすすめです。
最安値で資格を取る方法
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受講料割引キャンペーンや、お友達割引をしているところもあります。
どうやってスクールを選べば良いかわからない。
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まとめ
介護の資格を取って損はない
ここまでをまとめると、看護助手が介護の資格を取っても損はないということです。
短期的にみると、看護助手が介護の資格のみ取っても知識量としては足りない部分が多いです。
しかし、将来を考え、キャリアアップや看護助手以外の職業に就きたいと思った時には必要になるので、介護の資格は取っておいて損はないです!
私も実際介護福祉士を取得してからは、業務内容は特に変わりませんが資格手当が少しでるようになりました。
皆さんもぜひ、介護の資格取得にチャレンジしてみてくださいっ!
ここまで読んで頂き、ありがとうございました!