病院勤務の看護助手(ケアワーカー)って何するの?仕事内容を紹介!

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こんにちは、ぴた(@pita_life)です!現在病院の整形外科病棟でケアワーカーとして働いています。

これから看護助手になりたい方や、看護助手に興味のある方へ、参考になればと思い、まとめてみました!

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病棟勤務の看護助手の仕事内容

看護助手(又は看護補助者とも言われる)は、主に病院内で看護師のサポートや患者のお世話をするのが仕事です。

看護師の様な国家資格は必要なく、未経験でも求人募集している所が多い職業です。

看護師不足が問題になっている中、看護助手は医療業界で非常に需要が高まっています。

看護師との違い

「看護助手って看護師と違うの?」「そもそも病棟って看護師しかいないんじゃないの?」と疑問の方へ、看護師と看護助手の違いについてお話ししたいと思います。

看護師は専門学校や大学などの看護師養成校を卒業し、難しい国家資格に合格する事で、看護師資格を得るのが一般的です。

もちろん看護師は医療行為を行えますが、看護助手は医療行為は出来ません。資格が無くても働ける職種なので、「試験勉強や学校に通ったり、お金をかけたりするのは難しいけど、医療の現場で働きたい」と思っている方はぜひ、看護助手をおすすめします。

看護助手の仕事内容

看護助手は様々な現場で活躍していますが、ここでは病棟勤務の看護助手の仕事内容について、詳しく説明していきたいと思います。

病棟勤務の場合でも配属先の科で若干仕事内容が変わる場合もあります。

患者の入浴介助

どこの病棟でも入浴介助があるかと思いますが、科によっては寝たままの姿勢で入浴できる「ストレッチャー浴」が中心の所や、座ったままの姿勢で入浴が出来る「チェアー浴」が中心の所などがあります。看護師と一緒に入浴介助をする場合もあれば、看護助手だけで行う場合もあります。

場所により、午前だけ、午後だけの入浴があったり、1日かけて決められた人数を入浴介助したりします。

伝票や検体などの病院内での運搬

入院患者の検体(採血や検尿など)や、必要物品の伝票など、必要な場所まで運ぶのも看護助手の大きな仕事です。看護師は基本病棟の業務で手一杯なので、看護師が採取した検体などの運搬は看護助手に任される場合が多いです。検体は検査科に、伝票は物流に、など、病院内を駆け巡るので病院内が詳しくなったり、他の部署の職員と関わることが増えます。

リネン類のシーツ交換や環境整備

入院患者のベッドシーツ交換などの仕事もあります。私の所では何曜日はここからここまで、何曜日はここからここまで、と部屋番号で区切って行っていますが、病院によっては、シーツ交換を業者に頼んでいる所もあります。

そういった場合は、シーツ交換の業務は無いかもしれません。ただ、業者にシーツ交換をしてもらった後に汚してしまった場合は、自分達で新しい物に変えるということも出てくると思います。

病棟内の環境整備と物品整理

病棟内の環境整備は病院によって様々だと思います。患者のベット周りや廊下の手すりなどを綺麗にします。

トイレや廊下などは病院清掃を行なっている業者がしてくれる事が多いです。

病棟では色々な日用品なども使われています。文房具から、ディスポ手袋、エプロン、マスク、清掃用具、袋、洗剤、ペーパータオルなど多岐にわたります。そういう物品を片付けたり補充したりする仕事もあります。

入院準備と退院片付け

病棟は基本平日に予定入院があり、退院は平日休日どちらもあります。準備と片付けは病院によってそれぞれやり方が違うと思いますが、私のところでは入院準備としてベットメイキングをします。退院後はシーツやリネン類を片付け、周りの拭き掃除をします。

患者の送り迎え

入院している患者は何かしらの検査を行う方が多いです。放射線科や外来に付き添い、又は送り迎えなどをします。

患者の食事介助

入院している方の中で、食事を1人で食べるのが難しい方がいます。看護師が介助する場合もありますが、看護助手が介助しても大丈夫そうな方は食べさせたり、むせたりしないか見守ったりします。

患者のおむつ交換や排泄介助

医療行為にあたらないおむつ交換や排泄介助も看護助手の主な仕事です。科や自分の勤務時間によっては、その日はおむつ交換をしなかったり、逆に一日のほとんどがおむつ交換などの業務だけ、なんて事もあります。最近では少子高齢化のためか、どこの科も高齢の方が多く、整形外科でも骨折してそのまま寝たきりになる方も沢山います。そういった方が増えると必然的におむつ交換の業務も増えていきます。

病棟で働く看護助手としてのメリット・デメリット

私が思う、看護助手としてのメリットとデメリットについて紹介します。

メリット

医療の知識が増える

まず病棟で働くと様々な医療の知識が身に付きます。基本的な事から、MEや検査科など他の部署にも沢山行くので医療器具から薬剤などの知識まで、色々な事が徐々に身についてきます。

キャリアアップにつながる

患者の介助業務が沢山あるので、医療の知識以外にも介護の知識が自然と身についてきます。

将来的には介護福祉士や看護師などの道も目指せるので、キャリアアップにつながる可能性があります。

実際に私の職場でも、看護助手をしながら看護師を目指している職員もいます。

デメリット

体力的にきつい

常に立ち仕事で動き回る事が多いので、体力をかなり使います。おむつ交換や体交も重労働であり、夏の入浴介助は風呂場がとても暑くなるので職員が倒れない様に気をつけなければなりません。

看護師との関係に悩む

病棟で働くなら必ず看護師との連携を取らなければなりません。看護助手も忙しいですが、看護師も毎日忙しい業務をこなしています。お互いが多忙な為、コミュニケーションを取るのが難しい場合もありますが、上手く連携出来ると仕事もスムーズに進みますし患者さんにも迷惑がかからずにすみます。

まとめ

ここまで、看護助手について紹介してきました。私の経験上、入院患者さんの多くは看護助手と言う職業を入院して初めて知ったと言う方が多く、まだまだマイナーな職業なのかな、と思いますが、やりがいはとてもありますし、沢山の方から毎日感謝の言葉を頂ける職業です。

これから看護助手をしてみたいと言う方はぜひ、私の記事を参考にしてみてください!

最後まで読んで頂き、有難うございました。

プロフィール
ぴた

1992年生まれ。新潟県出身。

人生一度きりなので色んな事をしてみた結果、フィリピン語学留学中、車に乗せられ、知らない所で降ろされるというびっくりな体験をしました(笑)

現在私のブログは看護助手についての記事が多いですが、これまでしてきた体験談についても発信していきたいと思っています!

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